月面探査機、打ち上げ成功!土壤サンプル回収目指す
月の土壤サンプルを地球に持ち帰ることを目指す中国の月面無人探査機「嫦娥(じょうが)5号」が11月24日午前4時半(日本時間同5時半)、海南省の文昌発射場から大型ロケット「長征5号」で打ち上げられ、予定軌道への投入に成功した。国営中央テレビが伝えた。12月中旬の帰還を目指しており、成功すれば世界3ヶ国目となる。
中国は、2019年1月に「嫦娥4号」を世界で初めて月の裏側に着陸させたほか、今年7月には初の火星探査機「天問1号」の打ち上げに成功。矢継ぎ早のプロジェクトで、米国などと並ぶ「宇宙強国」に近づいていることをアピールした形だ。
嫦娥5号は総重量8.2㌧。軌道周回、着陸、上昇、回収の役割を持つ4部分で構成する。着陸機と上昇機が月に軟着陸し、約2㌔の土壤サンプルを採取。月面から飛び立った上昇機が待機する軌道機に連結し、サンプルを回収機に移す。最終的に回収機だけを地球の大気圈に突入させる計画だ。中国が地球外の天体サンプルを回収する初のプロジェクトとなり、国家宇宙局は「これまでで最も複雑で難しいミッションだ」としている。中国は今後、月面有人探査や基地建設も視野に入れている。
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