中国でライブ配信管理強化、「投げ銭」に実名制導入

中国でライブ配信管理強化、「投げ銭」に実名制導入

中国国家ラジオテレビ総局は11月23日、インターネットを通じたライブ配信に対する管理を強化する通知を発表した。「低俗化や拝金主義など良くない風潮がまん延し、社会主義の核心的価値観に衝撃を与えることを防ぐ」ことを目的に揭げている。通知は、ライブ配信を手掛ける業者全てに11月末までに当局の管理システムに登録するよう要求。さらに配信チャンネルを「音楽」「ダンス」「旅行」「グルメ」などジャンルごとに分類し、管理を強化するよう求めた。


 
また、称賛や応援の意味を込めて視聴者が配信者に寄付けする「投げ銭」に実名登録制を導入し、未成年の利用を禁じた。運営業者には毎月の限度額を設定し、限度額の半分に達したら視聴者に注意唤起することも求めた。一方、ライブ配信とネット通販を組み合わせた「ライブコマース」についても規定。大規模セールなどイベント開催時にはゲストや司会者、内容などの届け出るよう求めている。


 

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