香港には美味しいスイーツがたくさん 『人気デザート3選』 ご紹介!
中華系のデザートはあまり美味しくないという印象をお持ちの方の方もいるかもしれないが、ここ香港にはそんな先入観を捨てて試して欲しい美味しいスイーツがたくさんある。今回はそんな香港デザートの世界をご紹介しよう。香港の伝統的なデザートは、暑い夏に体を冷ます緑豆のスープ、寒い冬に体を温める生姜のスープ、髪に艶を与える黒ごまのペースト等、「体に良いもの」という前提の元に作られたものが多い。私達が普通食べているものの背後には、しばしば様々な理由や哲学が存在するものだ。香港にはスープ状で温かい、豆を使ったお汁粉のようなデザートが多くあり、それ以外にも沢山の魅力的なデザート達が市民を楽しませている。
楊枝甘露(Mango Pomelo Sago)
香港スタイルのデザートを試したことが無い方にぜひ試してほしいのが、このマンゴーポメロサゴ。マンゴーが苦手な方にはお勧めしないが、大抵の人が美味しいと感じることができる穏やかな味が特徴だ。ミシュランスターを獲得したレストラン、リーガーデンのシェフがこのデザートを発明したのは80年代、同店がシンガポールにに事業の拡大を計画していた頃のこと。社内でシンガポールの市場を惹き付ける新たなデザートの開発に期待が集まり、サゴ(タピオカ)とマンゴー、ポメロ(中国のグレープフルーツのような柑橘類)を組み合わせたメニューが考案された。爽やかなテイストから暑い夏にもぴったりで、アイスクリームを添えて提供されることもあるこの一品は、登場以来両国で愛されてきた不動の定番スイーツである。
港式西多士(Hong Kong Style French toast)
他の国では朝食の定番、香港ではアフタヌーンティーのメニューによく登場するフレンチトーストだが、デザートと呼んで差し支えないほどに甘いので、こちらに取り上げることにする。卵に侵した白パンを揚げて真ん中にピーナッツバターやカヤジャムを挟み、仕上げにバターをたっぷりと塗ってからゴールデンシロップをかけて頂くのが香港スタイルの特徴。ほとんどの茶餐廳では、午後2時半から5時半頃のアフタヌーンティータイムにこのフレンチトーストが提供されており、冷えた小豆ドリンクと共に、友人とシェアして食べるのにちょうどよいボリュームだ。
雙皮奶(Double Skin Milk Pudding)
英語に訳すと”double skin milk”となるが、別名”double boiled milk pudding”とも呼ばれる廣東省順徳区に起源を持つデザート。調理過程で表面に二重の膜が形成されるのが名前の由来で、柔らかでビロードのような食感を出すため、伝統的な作り方では牛乳より脂肪分の多い水牛のミルクが使われる。最小限の材料で作られたシンプルなデザートだが、カスタードソースのような非常にリッチで滑らかな風味を楽しむことができる。
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