今こそ円卓デビュー 中華料理オーダーのススメ⑤

今こそ円卓デビュー 中華料理オーダーのススメ⑤

⑤点心 (スイーツ)

お楽しみのスイーツ。中華スイーツは温かいものが多い。またほとんどのレストランが無料でフルーツ盛り合わせを出してくれる。

酥餅(中国パイ)


酒釀小圓子(白玉入り酒釀)


Qどれからオーダーすればいい?

メニューは冷菜、湯、熱菜…と出てくる順番に並んでいるが、最初にメインである熱菜を決めて、それに合うスープや冷菜を考えるとベスト。例えば肉がメインの場合、あっさりしたキノコスープや魚の冷菜があるとバランスがよい。

Q.料理のバランスは?

冷菜と熱菜の割合は6:4ぐらい。スープ、ご飯ものは1つずつ頼む。少人数で食べ切れない場合はご飯ものを省略してもOK。またほとんどのレストランで最後にフルーツが出てくるので、スイーツを頼まない人も多い。

Q.料理は何皿頼めばいい?

料理の数は人数+1皿が目安とよくいわれるが、レストランによって料理量に違いがあるので一概にはいえない。大人数の場合、1人1皿頼んだところで、店員さんに足りるかどうか聞いてみるといいだろう。

最新カジュアル中華マナー

最近は直箸→取り箸に

中華料理レストランでは以前、取り箸を用意している店は少なく、各々の箸で大皿から料理を取り分けるのが普通だった。しかし新型コロナウイルス感染症流行以降、感染予防の一環として、大皿料理に取り箸(公筷)やレンゲを添えるレストランが増加。もし自分の箸置きに箸が二膳ある場合は、黒い著が食事用の著、白い著が取り著なので間違えないように覚えておこう。


飲み物は持ち込み OK

中華料理店では一般的に飲み物の持ち込み可で、ジュースやアルコールを自分で買って持ち込んで飲んでも怒られない。さらに食べものに関しては、誕生日ケーキや離乳食は持ち込みOKとしているところがほとんどだ。カジュアルな食事会では、事前に“飲み物係。の人を決め、その人がアルコールなどをまとめ買いして持ち込み、皆で飲むパターンが多い。


お手拭きは使う前に確認して

中国のレストランはお手拭きを1つ1～2元と有料にしているところが多く、お手拭きを使わず店員に返却すれば、その費用は掛からない。もし誰かのごちそうになる場合、中国の人は遠慮してお手拭きを使わずに返してしまう場合も。その際、1人だけお手拭きの袋をビリビリ破いてしまうと結構気まずいので、ウエットティッシュなどを持参しておくといいかも。


テイクアウトは当たり前

ひと昔前は、中華料理は食べ切らず少し残すのがマナーなどといわれていたが、今では食べ切れなかったものはテイクアウトするのが当たり前に。店員に1つ2元ほどのテイクアウト用のボックスを用意してもらい、取り箸で詰めて持って帰る。これは料理のジャンル問わず、中国のレストランは大概そうなので、頼み過ぎてしまった時などは遠慮なく持って帰ろう。


 

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