スタッフコラム

2021.11.28

スタッフコラム

中国恒大、利払い実施デフォルト回避も綱渡り

米紙ニューヨーク·タイムズ(電子版)は10月28口、経営危機に陥っている中国不動産開発大手の中国恒大集団が、29日に支払い猶予期限を迎えるドル建て社債の利払いを実施したと報じた。社債保有者の話として伝えた。デフォルト(債務不履行)を当面回避したが、依然として資金繰りは厳しいとみられ、綱渡りが続きそうだ。


恒大は、9月29日が期日だった社債の利息4750万ドル(約54億円)の支払いを見送り、30間の猶予期間に入っていた。10月23日に猶予期限を迎えていた別の社債の利払いも直前に履行した。


ただ、今後も別の社債利払いや元本償還の期限が続く。11日には、1億ドルべを超える別のドル建て社債の利息も支払っておらず、資金手当てが急務だ。


恒大が抱える負債総額は、1兆9700億元(約35兆円)。保有資産の切り売りによる現金確保を目指しているが、不動産管理子会社の売却は頓挫(とんざ)したとみられる。電気自動車(EV)子会社の売却交渉も難航しているもようだ。


デフォルトとなれば、手掛けている建設工事などへの影響は必至で、住宅の引き渡しを待つ中国国内の購入者や建設会社への打撃は避けられない。多額の借り入れに依存する中国不動産業界全体にも悪影響が懸念されている。


 
 

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