備えあれば憂いなし!記憶に新しい[山竹台風] 今回は三井住友海上火災保険 の木浦さんに【家財保険】について聞いてみた
日本では賃貸マンションにおいても家財保険への加入が一般的となっているが、中国(深圳)ではその認知度が極めて低い。先般の台風の影響から最近では日系企業(総務さん)から【家計財産総合保険】・【公衆責任保険】についての問い合わせが増えているという。
家計財産総合保険に加入すると?
中国在住者だけの保険。天災・人災から身を守ることができるだけではなく、事故に巻き込まれトラブルとなり第三者からの賠償責任が発生した場合も補償範囲内!※持家の場合と借家の場合でサービス内容が異なるが物件を中国でお持ちの方(借家)に三井住友海上では最適なプランも用意されているのでご興味あれば下記番号まで別途ご連絡下さい。当記事は借家されてる該当者が多いので借家プランで案内しております。
Q:補償対象となる事故の種類は?
A:約15種類
火災・爆発・落雷、風災・雪災・洪水、盗難、パイプ破裂・ガラス破損・高空物落ち等より第三者賠償責任、ドアロック・窓の交換費用等
Q:年間料金について
A:借家プランの場合プランA~Dまで最低年間保険料50元~300元。
Q:地震に関しても少し不安があります。他プランはあるのか?
A:家計地震保険があります。中国も過去に大規模な地震があり日本同様、自然災害全般の保険も注目されています。地震による火災で建物が焼失・損壊・二次災害等に保険が適用されますが中国内で持家限定。
企業向け、公衆責任保
公衆責任保険とは?
進出企業様の事務所や工場、店舗などでは財産保険(火災保険)と合わせて必須の保険となりますが、日本の「施設賠償責任保険」とほぼ同様の保険であり、保険証券に明記された場所で、業務経営に起因する意外事故(主に、中国国内では製造業の工場などで起こりうる事故)第三者に身体障害、死亡、財産損失をもたらし、法律上被保険者が負わなければならない経済的な損害責任に対し保険金を支払う。
※意外事故:非保険者が抑制できず、物的損害或いは人身傷害を引き起こした突発事故を指す。
賠償責任に関する主な内容
⑴損失賠償責任
被害者に対して法律上被保険が負わなければならない経済的な賠償責任
⑵法律費用
被保険者が支払った裁判費用と弁護士費用及び当社の書面による同意を得た必要かつ合理的な費用
事故例:工場見学に来ていた見学者に怪我を負わせてしまった。
工場で危険物が爆発。その影響で近隣の住宅や工場に物的損害を与えた。
※特約付帯例
会社の賃貸マンションについて
事故例:お風呂を溢れさせてしまい、階下が水浸しになった。
寝たばこで家事を起こし、隣接の住宅まで延焼した。
中国の賃貸事情は、【入居者】<【大家】で大家の権威が強く【入居者】≒【大家】の関係は皆無に等しい。しかし、公衆責任保険での特約付帯により平等の関係性を保つことが可能。
駐在員の方の社宅が原因で第三者に与えた損害を補償したい場合も、この公衆責任保険に特約で付帯することになります。駐在員の方の場合、日本への出張も頻繁にあり、また長期休暇の際には日本に長期間帰国することで、漏水などに長期間気付かない場合も多く、それにより階下や大家に対して、多額の損害賠償を求められるケースも多発している。
このように、会社だけではなく従業員に対して特約での保険付帯が必須になり会社コストは苦しくなるのは正直なところ。しかし、万が一の事を考えると避けることはできない。
三井住友海上では、ゴルファー保険をはじめ、さまざまな保険商品の取り扱いをしている。中国保険に熟知したスタッフ陣、ご都合に合わせた最適な保険プランを用意しており、面倒な契約もWedから手軽できるので忙しい方の味方だ。気になった方は、お気軽にご連絡してみてはいかがだろう。日本語での対応もOKだ。
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