スタッフコラム

2018.10.12

スタッフコラム

前編に続き日系企業の数々の法律相談• 裁判の依頼を請負う「錦天城律事務所」いつも丁寧・親切、信頼のおける弁護士さんに出会えます!

弁護士という職業に対して実に様々なイメージを持たれているのではないでしょうか。
各弁護士は感情が交差する裁判において、問題解決(勝利)に向けて日々奮闘し弁護を行なっているという。
多くの事案を常に冷静沈着・丁寧に対応する尤弁護士のチームは日系企業からも大変好評で、相談者と喜びを共有できた時が特に嬉しいと語る。


尤 武軍氏プロフィール
内蒙古大学卒業後、国営企業での鉱産物の日本への輸出業務及び日系向コンサルティング会社での管理職を経て、日系水産加工メーカーの深圳事務所で中国業務を担当し2003年に弁護士資格を取得後、2005年広東君信律師事務所に入所。弁護士として10年以上の経験、2007年に「深圳市優秀法律工作者」008年から深圳市職業技術学院指導教師兼任。2010年広東君信法律事務所パートナーに昇格、華南地区の多数の日系企業法律顧問を担当している。主な専門分野は、会社法、外資企業設立、合併、清算、会社債権回収、労災紛争処理等。普通話、日本語可。

※内蒙古=中国領土の北沿に位置する自治区。内蒙古自治区(うちもうこじちく)とも呼ぶ。

 
 
PPW:弁護士になったきっかけを教えて頂けますか。
大学卒業後、日系企業で1年勤めた後、知人の紹介で法律関係の仕事を勧められました。当時は、必要な資格など持っていませんでした。また、大学に通い司法試験を受ける流れではなく、弁護士を目指す人はほとんど社会人が多かったです。中には、50歳を超えて試験を受ける人もいました。私の場合は、家族もいましたので腰を据えて弁護士になると自分に誓い、仕事をする傍ら一日10時間以上の勉強を一年間続け2003年、司法試験に合格しました。


PPW:当時、家族の反応はいかがでしたか?
子供もいましたので、夜泣き中でも必死に勉強しましたが今思えば、大変でしたね。理解してくれたのは本当にありがたいです。

PPW:それにしても、日本語がお上手ですね。
大学生だった頃、日本語に興味をもったのがきっかけでした。当時、日本語の需要は内モンゴルではありませんでしたし、教育環境も整っていなかったので独学で勉強するしかありませんでした。大学で日本語講師に少し教えてもらい、卒業後は日系企業に入社し日本語が上達しました。2004年に弁護士事務所に入社した当時は、日系企業の進出とともに日本語の需要も増えてきました。
PPW: 日系企業進出増加と共に尤さんも弁護士としてのキャリアを築いたのですね。
はい、中国全土の日系企業は前年度に比べ2008年には約3000社増。当時の案件では投資問題や個人事業での相談も数多くありました。現在は労務問題に悩む企業様が多いのが現状です。日々、問題解決のため奮闘しています。一度で語る事ができないほど弁護に携わってきましたので、経験に勝るものはないのが私のキャリアで一番の誇りです。

PPW: 弁護士という仕事にやりがいや達成感を感じるのはどのような時ですか?
やはり「無事に法律問題が解決したとき」ですね。弁護士は小さな案件をたくさん抱えている仕事ですが、その全てに何かしら終わりがあります。自分の活動によって何かしらの結果が出ることが多いですし、良い結果の場合はごお客様に喜んでもらえますので、本当にいい仕事だと思いますね。
PPW: 最後に読者様に一言お願いします。
法律的なサポートが追い付いていない企業が多いので、適正な企業運営のお手伝いをしていきたいですね。将来的には、中国内で「法律事務所といえば錦天城律事務所」という形で認知度を得ていきたいと思っています。

PPW:お忙しい中、ありがとうございました!

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