【深セン】深圳の民営企業、「フォーチュン・グローバル500」６社ランクイン！

【深セン】深圳の民営企業、「フォーチュン・グローバル500」６社ランクイン！

深圳市の成長の原動力となっている要因として、欠かせないのが華為（ファーウェイ）や騰訊（テンセント）、大疆（DJI）に代表される民営企業の躍進です。




 
深圳市の登記企業数は年間30%以上のペースで拡大しており、特に中国政府は創業支援やイノベーション推進の姿勢を鮮明に出しています。


 
企業形態別（内資、外資、民営）に企業数全体に占める比率をみると、民営企業数は1990年が529社で市の企業総数の2.7%にすぎませんでした。しかしその後、2019年には約146万社に達し、企業総数の96.6%を占めるに至っています。特にここ数年、伸び率は加速し、企業総数と同じく年30%以上のペースでの増加が続いています。


 
一方、内資企業は1979年には企業総数の99.2%を占めていましたが、その後は比率定価が続き、2019年は企業数が8685社、企業総数に占める比率は0.6%に落ち込んでいます。外資企業の比率は一時20%台後半にまで上昇しましたが、2000年代以降は縮小傾向に転じ、2019年には2.8%まで縮小しました。


 
改革開放当初の外資誘致を梃子にした経済成長モデルは終わりを迎え、民営企業を中心とした「民間主導のイノベーション主導型」の経済成長モデルにシフトしている状況が示唆されているといえます。


 
米フォーチュン誌が2018年に発表した「フォーチュン・グローバル500」にランクインした中国の民営企業の顔ぶれからも、深圳市の民営企業の存在感の大きさが見て取れます。


 
「フォーチュン・グローバル500」にランクインした中国企業のうち、中央企業（国有資産監督管理委員会管轄の国有企業）を除いた民営企業では深圳市が6社と北京市、上海市を上回りトップとなっています。


 
騰訊（ファーウェイ）

 
騰訊（テンセント）

 
中国平安保険

 
万科地産

 
恒大集団

 
正威国際

 
 
 

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