国際通貨基金の準備資産 人民元比率が12%超に上昇
国際通貨基金(IMF)は5月14日、「特別引き出し権(SDR)」と呼ぶ準備資産の通貨別構成比率を見直すと発表した。円やユーロの比率が低下する一方、人民元の比率は10.92%から12.28%に上がる。中国経済の成長が反映された形だ。
SDRは外貨不足に陥った加盟国が主要通貨を入手できる仕組みで、ドルと英ポンドを加えた五つの通貨で構成されている。
円の構成比率は8.33%から7.59%、ユーロは30.93%から29.31%にそれぞれ低下。ドルの比率は41.73%から43.38%に上昇する。IMFによると、2017~21年の貿易での利用実績などを踏まえて比率を決めたという。新たな比率は8月1日から適用する。
人民元は前回の改定で16年10月に初めて構成通貨に組み入れられた。ただ、外貨との自由な交換が認められてないことから、貿易業者らの間で利用をためらう動きも出ている。
IMFは報告書で、人民元について「運用上の課題が残っている」と指摘。中国に対し、資本規制の緩和を一段と進めるよう求めた。
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