必食!ローカルパンもおいしい 茶餐廳でよく見る香港スタイルパン
1パイナップルパン菠蘿包(ボーローバウ)
香港のパンといったらこれを浮かべる方が多いだろう。どの茶餐廳にもある定番。パン生地の上にクッキー生地をのせ焼き上げるのが特微だ。見た目がパイナップルに似ていることから、この名前がつけられた。写真は菠蘿油(ボーローヤウ)。あったかいパンに、冷たいバター(すごく分厚い)をサンドして食べる香港式食べ方。
ココナッツフィリングパン鶏尾包(ガイメイバウ)
鶏の尻尾?いえいえ、これは英語の「cocktail (鶏尾酒)」の訳語。なんでも戦後の香港ではパン文化がまだ浸透しておらず、売れなかったパンの廃棄が問題だった。ある店主が廃棄されるパンを粉々に砕き、色々な味のパンに砂糖や粉を混ぜ合わせて作ったことから、ミックスして作るカクテルと同じという名前の由来がある。
ココナッツタルト椰撻(イエタッ)
茶餐廳のおなじみ商品。エッグタルトと同じくらい香港の人々に愛される昔ながらのスイーツだ。サクサクでバターのコクがリッチなタルトに、ココナッツのほんのりとした甘さが特徴的。香港人が茶餐廳の外買(オイマイ)コーナーでテイクアウトをしているところをよく目にする。このやさしい味わいが根強い人気の理由。
ピギーパン猪仔包(ジュージャイバウ)
「猪=豚」の文字が入ったネーミングだが、豚肉は入っていない。パンの形が丸いものや権円形のものなどいろいろで、その丸々としたかわいらしいフォルムが豚さんのようなので、この名前がつけられたと言われる。お店によっては甘いもの、しょっぱいもの、ネギやガーリックがトッピングされているものなどさまざま。
ソーセージチーズパン腸仔包(チョンジャイバウ)
日本でもよく売られているから、このパンは日本人にもおなじみかもしれない。ただ少し違うのは上にのったマヨネーズが甘い香港式マヨネーズということ。マヨネーズをかけないバージョンもあったり、しょっぱいソーセージ、甘いソーセージのものもあり、お店によりさまざま。自分の好みのものを見つけるのもおもしろいかも。
ツナパン 吞拿魚包(タンナーユバウ)
ほかの香港ローカルパンに比べ、砂糖や塩の使用量が少ないことから、ヘルシーなのがこのパン。お店によりツナとマヨネーズを合わせたものや、コーンが入っているものもある。上にのったサクサクのパン粉も食べるときのアクセントに。夏場は冷蔵庫で保管しておくと安心かも。茶餐廳に行かずともコンビニでも買えるので、小腹が空いたらぜひ手にとってみて。
チャーシューパン叉焼餐包(チャーシューツァンバウ)
飲茶の代表格、叉焼包(チャーシュー饅)のパンバージョンがこれ。日本人があんパンを食べるなら、広東人はパンの中にチャーシュー餡を入れる発想が広東ならではだ。ふっくらやさしい甘さのパンに、甘じょっぱいチャーシュー餡がよく合う。お店によっては菠蘿包(パイナップルパン)の生地の中にチャーシュー餡を入れるところも。
ハムエッグパン火腿蛋包(フォートイダンバウ)
香港人の朝ごはんの定番。今はなかなか見ないけれど、マスク着用が義務付けられる以前は、朝の通りで火腿蛋包を食べながら通勤する香港人をよく見かけた。ただのパンでは口寂しいが、ハムとエッグが入っているので栄養もしっかりとれる。おまけにHKD10前後とお財布にもやさしいところが人気の理由だろう。
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