お部屋探しスタート
お部屋探しは通常1〜2ヶ月前から始めましょう。中国の賃貸物件は家具家電も設置されており、またオーナーによって内装も異なります。
希望条件の整理
まずは新居となるお部屋の希望条件を整理しましょう。住みたいエリア・間取り・家賃等を明確にする事が重要です。
物件の情報収集
【不動産NAVI】ホームページでは深圳のおすすめ物件を数多く紹介しています。またお役立ち情報もあわせてご参考ください。
不動産NAVIを訪問
気になる物件がみつかったら不動産NAVIを訪問しましょう。お客様の勤務先や宿泊先ロビー等への出張サービスも可能です。
物件の下見
ご希望条件にあったお部屋(周辺環境)を見学していただきます。専用車でのご案内となりますので効率も良く安心です。
入居申し込み
希望の部屋が見つかったら、オーナーと条件交渉を行ないます。会社提出用の各書類も全て日本語で作成します。
賃貸借契約
契約日までに契約書を取り交わし入居費用をおさめます。会社契約の場合、総務さんが事務手続きをされるケースが多い状況となっています。
引越し準備
引越し日にあわせてゆとりをもって準備を行ないましょう。荷物の整理とともに転居のための各種手続きもお忘れなく。
新居へご入居
待ちに待った新生活のスタートです。鍵渡しの際はお部屋にて家具家電のチェックやゴミだし等、詳細のご説明を行ないます。
まず転居する時期を決めます。転居する時期は転居を決めてから約1〜2ヶ月後を目処に引越日を検討してみると良いでしょう。引越日が決まれば次に『いつお部屋の見学をして契約すればよいのか』など、全体的な作業ステップの日程を決めます。
住みたいエリアや予算、間取り、住環境といった希望条件をピックアップし整理します。条件が出揃ったら、お部屋探しを始めます。
最初に住みたいエリアを決定します。以下の条件を参考に考えてみましょう
一人暮らしの場合
会社や取引先(工場)等を基点とする
通勤時間と交通アクセス
飲食店やスーパー等の買い物状況
同僚・友人が多く住んでいるエリア
ファミリーの場合
学校・幼稚園へのスクールバスの有無
日本人家族のコミニティーが多いエリア
通勤時間と間取り・家賃のバランス
子育てしやすい環境(塾・公園等)
スーパー(日本食材)や病院等の環境
買い物施設や銀行、病院、公園、主要幹線道路、交通機関までの所要時間など、自分(家族)のライフスタイルにあった近隣施設の有無を希望条件としてあげましょう。
月々の家賃の上限を決めます。 日本の場合、一般的には月収の30%が上限と言われていますが、駐在員さんの場合、会社で設定された家賃(条件)があると思います。中国では毎月のインターネット・日本TV・光熱費等を家賃に含めて契約するケースも多々あります。
入居する人数や荷物の量を考えて広さ(㎡)や間取りを決めます。具体的な部屋のイメージは間取図を見て雰囲気をつかむと良いでしょう。 しかし中国の部屋の広さは建築面積で表示されており、その約70~80%が日本の専有面積となっています。
広さ(㎡) | 間取り | |
---|---|---|
単身者 | 50~80㎡ | 1LDK~2LDK |
夫婦向け | 80~110㎡ | 2LDK~3LDK |
ファミリー | 110~140㎡ | 3LDK~ |
広さ・間取りなどが決まったら、自分の生活の中で必要となる部屋の設備・家具家電を考えます。深圳の賃貸マンションの大半はバスタブがなく、シャワールームのみであったり、ウォシュレットもない等、日本との違いも多々あります。しかし必要な備品については契約時、オーナーに交渉可能です。
深圳では高層マンション(30階建以上)も多く、眺望や日当りの良い高層階が人気となっています。日本では、小さな子供さんがいる場合、室内を走り回る事を考慮し下の階に音が響かない1階を選ばれるケースもありますが、中国ではあまりそれらを気にされる家族は少ない状況です。 ベランダにはゲージを取り付ける事で落下防止の対策を行なっています。
日本では築年数の新しい物件ほど家賃が高く、築年数が経つにつれて家賃が下がるのが一般的です。しかし深圳の人気物件においては築年数が経っていても家賃は値上がり傾向となっています。また中国では家電の故障や水回りのトラブルが多く、新築は魅力的ですが未入居のお部屋は注意が必要です。
海外でのお部屋探しのポイントは信頼のおける不動産会社を選ぶ事です。以下のポイントを参考にしましょう。
案内前には事前にお客様と見学する物件の絞り込みを行ない、見学予定の全ての鍵を手配します。物件によっては管理事務所休憩時間であったり、土・日(連休中)はオーナー不在で鍵の手配ができないケースもありますので、事前確認のうえ早めの調整をさせて頂きます。
物件に到着するまでの間、車内において周辺環境や交通機関へのアクセス等、そのエリアの特徴をご説明させて頂きます。
確認すべき周辺環境
■買い物の環境(ショッピングモール、スーパー、コンビニ)
■飲食店(日本食レストラン、居酒屋、BAR)
■交通機関(地下鉄・バス)の利便性
■銀行・病院・香港へのイミグレーションの場所
■繁華街や公園、図書館、ゴルフ練習場等
物件に到着したら、ゲート前にいる警備員のセキュリティーの状況、敷地内の庭園・芝生の手入れ、エントランス・駐車場等の共用スペースも確認しましょう。
まずはお部屋全体を確認し家具家電の設置状況、日当りや風通しのチェックを行ないましょう。
内覧の際はメモや写真を撮るなどして各物件の特徴を記録されると便利です。
内覧当日は物件の基本情報記載の『物件資料および地図』をお渡しいたします。
玄関
・下駄箱の有無と大きさ
・玄関ドアの鍵の状態
・インターホン(モニター)の有無
居室
・居室の広さとベッドのサイズ
・コンセントの数・場所
・遮光カーテンの有無
ベランダ・バルコニー
・洗濯物を干すスペースの有無
・眺望とベランダの向き
・防犯面は大丈夫か
・落下防止の対応有無
リビング
・床の種類(フローリング・タイル)の確認
・家具家電(TVの大きさ等)の設置状況
・エアコンの取付場所と冷暖房有無の確認
・ダイニングテーブル・椅子(数)の確認
キッチン
・冷蔵庫の置き場所及び大きさ
・オーブン、電子レンジ、浄水器等の有無
・キッチンの使い勝手をチェック
・収納スペースの大きさ・利便性
バス・洗面所
・お風呂(シャワールーム)の広さ
・洗濯機置き場の状況確認
・ウォシュレットの有無
気に入ったお部屋が見つかったら、お客さまのご要望をもとにオーナーと交渉を行ないます。その後、契約条件をもとにお見積書や重要事項説明書を発行します
お部屋確保の為、手付金(家賃の半月分相当額)をオーナーに支払います。この手付金は最終的に入居費用の一部として充当されます。
※お部屋確保は手付金をオーナーに支払った順で決まります。第一希望のお部屋を逃してしまわないよう手続きの際は注意が必要となります。
賃貸借契約書の締結に際して会社の営業許可書や入居者パスポートコピーなどの書類が必要となります。契約内容によって必要書類は異なりますので、担当者にご確認ください。
契約に必要な入居費用を支払い、賃貸借契約を締結し完了となります。契約開始日より電気・ガス・水道等のライフラインはオーナー側で手配(確保)しますのでご安心下さい。また入居時、チェックリストをもとに家具家電の状態確認や取扱い説明を行ないます。
はじめて海外でお部屋探しをする場合、わからないことが多いものです。ここではそれらに関する「よくある質問」をまとめてみました。
日本と中国の賃貸物件で特に違う点は?
中国の賃貸物件の多くが家具家電付きとなっています。また同じマンション内でも各部屋のオーナーが違うため内装(壁・床・天井)や設置してある家具家電の状況も全て異なります。
納得のいくお部屋探しをするにはどうすればいいの?
会社の同僚や友達のアドバイスをもとに多くの物件を内覧し比較検討することです。人気物件は迷っているうちに、なくなってしまうことも多いので、お部屋の優先順位を明確にし早めの決断をすることも重要です。
良い物件をみつけ、契約する際のポイントは?
お部屋内覧後、気に入った物件がみつかったら、お客様のご要望をもとにオーナーと条件交渉を行ないます。
交渉後、オーナーからの回答(内容)を確認しOKの際は契約手続きに移行します。確実なお部屋確保のため手付金をオーナーに支払うことも重要なポイントとなります。契約日までに借主側の都合で契約をキャンセルする場合、手付金はオーナーに没収されてしまうので注意が必要です。
契約の際、連帯保証人は必要?
中国で賃貸契約を締結する際、連帯保証人は必要ありません。ただし契約時、提出すべき書類がいくつかありますので準備が必要となります。
入居中のトラブルはどのように対応すればいいの?
入居後、水漏れや家電設備の故障等、トラブルが発生した際は弊社担当者にご連絡ください。修理業者の手配やオーナーへの連絡等、全てご対応させていただきます。もちろん、土・日曜日も営業していますのでご安心ください。
契約期間は何年?更新の際、家賃の値上がりは?
通常、契約期間は1年となっています。1年が経過しそれ以降も継続して契約更新を希望する場合、オーナーが家賃UPを提示してくることがあります。(周辺相場の状況によります)また契約期間内(1年未満)で途中解約をする場合、保証金(家賃2ヶ月分)がオーナーに没収され終了となります。
退去精算について日本とのちがいはありますか?
中国において退去の際、特に目立った破損や損傷がなければ、オーナーに預けてある保証金(家賃2ヶ月分)は全額返金となります。