月裏側の土持ち帰り成功【世界初】1935グラム確認
中国国家宇宙局は無人探査機「嫦娥6号」が月の裏側で土壌試料1935.3㌘とほぼ同量で、世界で初めて月の裏側の土壌を地球に持ち帰ったことを確認した。今後、成分の分析を進める。同局は「国際社会と科学的成果を共有する」と協調姿勢をアピールした。
5月3日にロケットで打ち上げられた嫦娥6号は、月の裏側に位置する巨大クレーター「南極エイトケン盆地」に2日間滞在し、ドリルなどで砂や石を採取。6月25日、内モンゴル自治区の砂漠地帯にパラシュートで落下し、地球に帰還した。月の南極域には水が氷の状態で存在するなどとされ、世界の科学者が分析結果に注目している。
国家天文台の研究者は27日の記者会見で「過去に人類が採取した月の試料は10以上あるが、全て表側で採取したものだ」と指摘。「裏側の鉱物成分は表側と大きく異なる可能性があり、間もなくそれが明らかになる」と強調した。月だけでなく、地球の成り立ちに関する研究にも役立つとしている。
中国は2019年、地球と直接通信ができないため難度が極めて高かった月の裏側に、世界で初めて探査機を着陸させた。20年には月の表側の土壌試料1731㌘を持ち帰っている。
中国は30年までに有人月面着陸を果たし、35年までに月面基地の基礎となる「月面研究ステーション」を建設する計画だ。
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