春節前後の鉄道利用予想、コロナで1億人下方修正

春節前後の鉄道利用予想、コロナで1億人下方修正

中国国営中央テレビによると、中国国家鉄路集団は1月16日、2月12日の春節（旧正月）を挟む前後40日間の鉄道利用者予想を延べ2億9600人と、2020年12月30日に公表した4億700万人から約1億人下方修正した。新型コロナウイルスの感染拡大が始まった前年同期比では40％増加するが、2019年同期に比べると20％以上減少する。


新型コロナウイルスの感染が中国各地で広がっていることを受け、当局が帰省や旅行を控えるよう呼び掛けていることが影響。前売りも例年に比べ６割近く減少しているという。春節前後の特別輸送期間「春運」は1月28日から3月8日まで。また、北京市を出入りする鉄道と航空機の旅客輸送量は期間中、延べ1342万人と前年同期から43％減少すると見込まれている。


 
 
 

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