映画館の万達電影1～9月は赤字

映画館の万達電影1～9月は赤字

中国深セン証券取引所上場の映画館運営会社、万達電影(北京市)が10月28日発表した1～9月期決算の売上高は、前年同期比16.73%減の77億2100万元(約1569億円)、純損益は5億3300万元の赤字だった。同期は客数が2割減少した。


同社によれば今年1～9月期は、新型コロナウイルスの感染拡大の繰り返しや配給不足のため、映画館業界全体が低迷。中国の興行収入は256億8000万元で前年同期比26.1%減、客数は延べ6億1000万人で、前年同期比で30.5%減だった。


同社も1～9月、興行収入が37億1000万元で前年同期比18.8%減、客数が延べ9041万人で21.6%減少した。一方、傘下のオーストラリアの映画館は、興行収入が8億4300万元で前年同期比96.4%増、客数が延べ1190万人で前同期比91.9%増えるなど好調だった。

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