地方22都市全域ロックダウン 3000万人に影響
中国ニュースサトト、財新網が4月19日までに伝えたところによると、国内で新型コロナウイルスの感染が拡大する中国で17日までに、22の地方都市において「ゼロコロナ」政策に基づき、全域規模のロックダウン(都市封鎖)措置が導入された。対象となった約2985万人は、生活に必要な場合を除き、徹底した外出自粛が求められている。
中国自動車大手·奇瑞汽車の本処地、安徽省蕪湖市は16日、1人がPCR検査で陽性となっただけで、市街地全域で外出禁止措置を講じた。河北省沙河市は7日に無症状感染者を確認したことを受け、外出禁止措置を導入。市民全員に7回のPCR検査を実施した。
全域封鎖となった22都市には安徽省六安、黑竜江省牡丹江、吉林省吉林、燎原、四平、白城、江蘇省張家港、青海省西寧、河南省永城など人口100万以上の都市が名を連ねている。
このほか、上海や吉林省の長春、延辺、河北省邯鄲、福建省泉州、江蘇省宿遷、徐州、昆山、遼寧省営口は、コロナの感染状況の応じて市内地区を3階段に分けて封鎖管理する外出制限が継続中で、6000万人超が行動を制限されているという。
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