国産ワクチンの緊急接種、春節まで5000万人に
中国ニュースサイト、新浪新聞が複数消息筋の話として伝えたところによると、中国衛生局はこのほど、中国医薬集団(シノファーム)と科興控股生物技術(シノバック)がそれぞれ手掛けた新型コロナウイルスの不活化ワクチン候補について、緊急接種プログラムに基づき、5000万人に接種する計画を固めた。まだ臨床試験(治験)は終わっていないが、1回目の接種を2021年1月中に終え、2回目の接種を人移動が活発化する来年の春節(2月12日)までに完了する方針だという。
中国ではコロナの市中感染はほとんど報告されなくなったが、緊急接種プログラムの対象(医療從事者や兵士、警察など)以外の一般人にも投与する動きが広がっている。中国外務省報道官は20年12月18日の定例記者会見で「中国政府は常に国民の命と健康を守ることを第一に取り組む」と強調。「(緊急接種は)ワクチン開発の国際基準に基づいて実施される」と説明した。
上海市では既に、国有企業が從業員とその家族にワクチン接種に対する意識調査を進めており、接種費用の406元(約6417円、2回分)は企業が全額負担するという。アラブ首長国連邦(UAE)は先に、シノファームのワクチン候補について、有効性は86%との第3相治験の暫定結果を発表した。これを受け、中国では接種に前向きになる人が増えているが、詳しい治験データは公開されていない。
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