スタッフコラム

2019.12.26

スタッフコラム

和牛をトップセールス、宮崎で中国大使が食肉加工工場を視察

日本の和牛は安心・安全。日本農林水産相は中国駐日大使とともに宮崎県にある最新鋭の食肉加工工場を視察した。


 
高水準の衛生管理体制を中国側にアピールし、和牛の対中輸出再開を早期に実現させたい考えだ。訪れたのは、4月に稼働した食肉加工大手ミヤチクの都農工場。米国や欧州連合(EU)向けに牛肉輸出ができる国際的な衛生管理認証を取得している。


 
肉の処理室や保管庫を視察した孔大使は「素晴らしい施設。宮崎牛を含む日本の農産品が中国国民の食卓に届くよう誠意ある努力をする」と評価。日本農水相は今回の視察によって「輸出再開手続きが加速化されることを期待する」と述べた。



 
中国は現在、BSE発生を理由に日本産牛肉の輸入を禁じているが、中日両政府は11月に解禁の前提となる「動物衛生検疫協定」に署名。輸入条件の設定や加工施設の認定を経て再開される見通しとなっている。


 
 

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