中国国家主席の来日延期、遠のく対中輸出再開
中国国家主席の来日が延期されることが決まった。
和牛などの日本産食品の対中輸出が再開に向かうと期待されていただけに、政府・農業関係者は肩をおとす。
中日の経済協力関係を強化する協議も進展が遅れそうだ。最も期待が高かったのは牛肉の輸出だ。
2001年に日本でBSE(牛海綿状脳症)が発生したことを受け、中国は長く禁輸措置をとってきたが昨年12月に解除。国家主席来日のタイミングで輸出再開手続きを進めるため、両国が検疫条件などを詰めていた。しかし最近は新型コロナウィルスの影響で進展に陰りが出ていた。
和牛の産地である鹿児島県の農協担当者は「輸出再開に向け、よく来ていた中国のバイヤーが来なくなった」と明かす。
東京電力福島第一原発事故を機に福島など10都県の食品を対象としてきた中国の禁輸措置が緩和される可能性も指摘されていたが、来日延期で不透明な情勢となった。
中日は東南アジアなど第三国で連携して投資することや、省エネルギー技術で協力することを課題に掲げており、国家主席来日を「重要な節目」と位置付けていた。来日延期にともない首脳会談に向け調整していた官民協議なども先送りされる公算が大きい。
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