中国のコロナ検査キット JSR系経由で日本販売
2月11日付の中国紙、上海証券報(47面)によると、上海証券取引所のハイテク新興企業向け市場「科創板」に上場する深セン市亜輝龍生科技術(YHLO、広東省)は10日、新型コロナウイルスのオミクロン株による感染拡大が続く中、近く日本で抗原検査キットの販売を始める方針を明らかにした。販売するのは抗原検査簡易キット「GLINE-2019-nCoVAgキット」。日本事業のパートナー、医学生物学研究所(東京都、JSR子会社)が医薬品を審査する医薬品医療機器総合機構(PMDA)から販売を認可された。
同社は医学生物学研究所から検査キットのサプライヤーに指定され、日本向け生産·販売が可能となった。
同社は体外診断用医薬品の有力メーカー。昨年5月に実施した新規株式公開(IPO)で約6億元(現在レートで約296億円)を調達した。
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