タイ系コーヒー店「カフェアマゾン」経営不振で中国撤退

タイ系コーヒー店「カフェアマゾン」経営不振で中国撤退

中国ニュースサイトの界面新聞によると、国営タイ石油会社(PTT)傘下のコーヒー店「カフエアマゾン｣は中国南部の広西チワン族自治区でコーヒー店3店舗の営業を中止し、中国市場から撤退した。カフエアマゾンは2019年中国石油大手の中国石油化工(シノペック)の広西子会社と組み、同自治区最大都市の南寧に「亜美森コーヒー」ブランドで中国1号店を開設。中国石化傘下のガソリンスタンドを中心に出店し、南寧では12店舗まで事業を拡大したほか、湖北省武漢市に進出し、全国展開を目指していた。 しかし、競争激化などを背景に、経営状況が悪化。事業パートナーの中国石化が国内企業と組んでコーヒーチエーン「易捷コーヒー」を開業したことも影響した。カフエアマヅンは東南アジアや日本にも出店しており、店舗数では世界第6位のコーヒーチエーン店。今後中国市場に再進出する可能性もあるという。
 

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