【香港】希望者全員へのコロナウイルス検査について、9月1日から開始
香港政府の行政長官は8月21日の記者会見で、中国政府の支援を得て実施する希望者全員への新型コロナウイルス検査について、9月1日から開始すると発表した。期間は2週間程度を予定している。検査は香港の身分証(IDカード)を提示すれば、外国人でも受けることができる。各地に設けられた検査センターで、午前8時から受付開始。鼻腔(びくう)や喉から検体を採取する方式だ。
検査に当たっては、事前にインターネット上で登録し、検査場所や日時を指定する必要がある。隂性であればメールで通知が、陽性の場合は衛生防護センターから電話があり医療機関などで隔离治療を受けることになる。中国政府の協力による検査施実に関して、21日の会見で公務員事務局長は「検体を中国大陸に送ることはなく、検査終了後は速やかに廃棄する」と強調。市民の積極的な参加を呼び掛けた。長官は「今後1週間が鍵だ」と強調。現在特定の業種に課している各種規制に関しては、状況をみてまず夜間の外食制限を解除し、その後カラオケ店やジムなどの再開に持ち込みたいと述べた。
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