中国越境理財通 2年で個人利用6万人超
中国大湾区(中国香港、中国マカオ、広東省9都市)で金融商品への相互投資を認める「越境理財通」制度が2021年に始まってから10月で2年。9月末時点で参入している個人投資家は延べ6万600人と、昨年末から48·9%増えた。越境送金は計73億7700万元(約1500億円)で、同3·32倍となった。23日の香港紙·信報(電子版)が中国人民銀行(中央銀行)広州支店のデ-タとして伝えた。
中国香港と中国大陸間の往来再開後、個人投資家らによる利用が急增。9月末時点の運用規模を見ると、中国香港·中国マカオの投資家が大陸の投資商品を取引する「北向通」を利用する個人投資家は前年末比52·6%增の4万4100人で、大陸の投資家が中国香港·中国マカオの金融商品を売買する「南向通」は38·7%增の1万6500人だった。
取引額を見ると、同月末時点で全体の89%超を占める南向通の評価額は18億8000万元で、前年末比4·81倍となった。このうち、銀行預金が約98%を占め、投資信託(ファンド)など資産運用型商品への投資は限定的だった。一方、北向通は2億2400万元で、同10%減少した。
友和不動産
ウェブ:http://www.fudou3navi.cn
メール:kato@yuwa.cn
<オフィス>
住所:深セン市羅湖区迎春路3号海燕同创汇1902-1
電話:0755-3699-1755
加藤携帯:159-1988-8210