スタッフコラム

2020.02.01

スタッフコラム

【香港】竹の足場を組み立てる、驚きの技術「搭棚」

香港の街を歩いていると、大量の竹に囲まれた建物をよく見かける。この竹は工事現場における足場で「搭棚(ダッパン)」と呼ばれる技術により、機械的なサポートなしで、全て手作業で作りあげられている。




 
鉄筋の足場に見慣れてしまっていると、一見たよりなく見えるが軽くてよくしなる竹の性質は高温多湿で台風の多い香港の気候にあっていて、実はとても安心なのだ。この伝統的な「搭棚」という技術は、香港において非常に重要な地位を占めており、政府によって無形文化遺産に指定されている。


 
「搭棚」は建物のメンテナンスだけでなく、香港の多くの伝統文化の重要な部分にも使用されています。例えば「神功戲棚」「泳棚」「包山」は、全て竹の足場で作られています。その伝統工芸を紹介します。




 

『神功戲棚』

「神功戲」は中国オペラで、人々が祝福と神に感謝する祝いのひとつ。この舞台である「神功棚」の設計に使われる「搭棚」の技術は、建物の足場よりもはるかに難しい。機械で計算し作り上げる鉄製のフレームやネジとは異なり、竹は自然のもののため、業界で最も古い経験のある師だけが、この舞台を建てることができるという。劇場を仕上げるためにかかる技術と作業量を考えると、香港に残っている演劇師が数十人しかいないのは非常に残念だ。



 

『泳棚』

「泳棚」は、水泳小屋のこと。通常、竹の足場でできており、男性用と女性用の更衣室・バスルーム・ロッカーを備えている。「西環泳棚」の先に残っている橋と灯台は、夕陽と海の景色とが相まって、香港の有名な観光スポットのひとつになっている。



 

『搶包山』

「包山」は長洲で開催される「太平清醮」というお祭りの一部で、通称「饅頭祭」饅頭で埋め尽くされた、高さ14メートルの塔によじ登り、饅頭を取り合う。「包山」とはこの饅頭の塔のことで、伝統的な「包山」は、竹の足場で作られており、塔棚工芸の代表的な作品のひとつ。ただし現代では安全性を考慮して、土台は強度のある鉄骨に変更され、伝統を維持するために外観のみに竹が使用されている。参加者は、香港登山協会の登山と転倒防止の安全訓練を事前に受け、当日は安全ロープを着用する。




 
 

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