広東省と深セン市、香港で人民元債を発行

広東省と深セン市、香港で人民元債を発行

中国広東省政府は今年、香港とマカオで人民元建て債券を発行する。同省が香港でオフショア人民元地方債を発行するのは初、マカオでは2021年から４年連続となる。 　同省財政庁が計画を明らかにした。起債額は最大で香港が50億元（約1,100億円）、マカオが25億元。償還期間はいずれも５年以内を予定している。
広東省深セン市政府も香港でオフショア人民元債を発行する。同市財政局が同日明らかにした計画によると、２年物、３年物、５年物、10年物の４種類で、合計起債額は最大70億元を予定している。
このうち２年物はソーシャルボンド（社会貢献債）とし、調達資金は主に市内の高校建設に充てる。３年物はグリーンボンド（環境債）で主に地下鉄建設、５年物は鉄道建設の原資となる。10年物は医療や衛生、教育、インフラ整備、老朽化した住宅エリアの改造などを用途とするサステナビリティーボンドとして募集する。


 

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