『人民元』21年も上昇! 輸出拡大・投資流人で
2021年の中国人民元の対ドル相場は、好調な輸出や投資流入に支えられ、2年連続で上昇した。12月31日は大方の取引が終わる年後4時半時点で1ドル=6.3730元と、前年末比2.6%高の水準。中国株価も続伸し、代表的な株価指数の上海総合指数は同4.8%高で年内最後の取引を終えた。
世界経済が新型コロナウイルスの打撃から立ち直る中、中国の輸出は好調な外需に支えられ、20年10月から2桁の伸びが続く。海外投資家の間では高利回りの中国国債も人気で、人民元は21年12月、3年7カ月ぶりの高値を記録した。
ただ、中国の金融当局は急激な元高が輸出企業の経営を圧迫する事態を警戒。脱コロナに向かう主要国で巢ごもり需要が落ち込み、中国からの輸入品に対する購買意欲が低下する可能性も指摘される。「人民元相場は今がピークだ」との見方は増えている。
厳しいコロナ対策が続く中国では、個人消費など内需が低迷。巨額債務を抱えた不動産大手の経営破綻も相次ぎ、景気の先行きに不透明感が強まっている。当局は12月、1年8カ月ぶりの利下げに踏み切った。
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