スタッフコラム

2020.08.13

スタッフコラム

『貝殻集団』米に上場申請、ソフトバンクGも出資


 
中国にユースサイト、全景綱が伝えたところによると中国の不動産仲介サービス大手、貝殻集団(北京市)はこのほど新規株式公開(IPO)の申請書類を米証券取引員会(SEC)に提出した。


 
ニューヨーク証券取引所で株式を公開し、10億㌦を調達する。実現すれば中国企業の米国上場案件としては、今年最大規模となる。ソフトバンクグループが創業者の左暉氏(28.9%)と中国ネットサービス大手の騰訊(テンセント、12.3%)に続く第3位株主(10.2%)。


 
貝殻は「貝殻」と「鍵家」の2ブランドで、103都市で4万2000カ所の実店舗を展開。45万6000人の従業員を擁する。インターネット部門では、分譲住宅や賃貸物件、注文した内装イメージを仮想現実(VR)でチェックできるサービスを提供。1~3月期業績は売上高10億500万㌦に対し、1億7390万㌦の赤字を計上した。米国では中国との対立激化や、ラッキンコーヒーなど不正会計問題を受け、投資家の中国企業を見る目が厳しさ増しており、貝殻の上場の行方に関心が集まっている。


 

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